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【性交痛 体験談】年齢を重ねてからの入らない!マッサージやダイレーターを試した経験、金銭・年齢的葛藤。

今回は性交痛の体験談。

過去に性交渉の経験があるものの、しばらく期間をあけたら激痛で挿入できなくなってしまったという女性の方にお話を伺いました。

当為

病院に行ったり、膣ダイレーターを使ったり、とにかく悩まれてたくさん試されてます。
解決を望む一方で、年齢的・金銭的な葛藤もあると話して頂きました。
今回は伺ったお話をもとに、以下のことについて書いていきたいと思います。

  1. 挿入できなくなるまでのいきさつ
  2. 病院でのヒアルロン酸注射
  3. 自宅でのマッサージ、ダイレーター
  4. 入らないとわかって最もつらいと感じたこと
  5. 治療に際し年齢的・金銭的葛藤

離婚後、恋人ができたが挿入時に激痛

今回ご協力頂いたのはたかさん。50歳の女性です。

当為

早速ですが、ご自身が入らないとわかるまでの流れを簡単に教えてください。

たかさん

少し前に離婚しまして、現在は娘と暮らしています。
元夫とは20数年レス気味でした。
離婚後、恋人ができ性交渉をしようとしたところ、泣くほど痛くて挿入できませんでした。

当為

なるほど…。
もともと入らない兆候というか、そういうのはありましたか?

たかさん

実は5年くらい前に元夫とも痛くて中断したり、3年くらい前に痛くて入れられなかったりということがありました。
でも、精神的な問題だったり、元夫がいわゆる大人のおもちゃを入れようとしていたこともあったりして、機械とか物はだめなんだろうなと思っていましたね。
膣が衰えるとかそういうことはあまり知らなくて、考えたこともありませんでした。
これまでも何度か挿入に際し痛みを感じることがあったというたかさん。

では、人生で初めて性交渉をした時には問題なく完遂できたのでしょうか。

たかさん

初めては20歳過ぎでした。
17歳くらいから数回そんな機会もありましたが、痛くて全然できませんでした。
同い歳くらいの人とか10歳上の人とか、わりとガツガツしてる人が多かったからかなと思います。
ところが社会人になってできた彼とは、今までに比べればそこまで痛みを感じることなく完遂できたと記憶しています。もちろん、それなりの痛みはありましたが。

当為

痛みはなかったわけではないけど、挿入はうまくいったんですね。

たかさん

はい。当時の痛みと比べると、現在の挿入の痛みの方がびっくりするほどの泣ける痛さだと思ってます。

病院でヒアルロン酸注射、自宅でマッサージ

年齢を重ねてから性交痛が発覚したたかさん。

なぜこうしたことが起こるのか、原因を探り解決策を模索していきます。

たかさん

相手にも確認したところ、どうやら膣口近くに輪っかがあり、それがつっかえになって痛くて先に進めない感じ。
何だよこの輪っかは?処女膜なのか?とあれこれ調べました。
まず行ってみたのはなおえビューティークリニック

ここは私も実際にいったことがある病院です。

【処女膜強靭症 手術までの道のり】初診編。

たかさん

先生曰く、処女膜が残っていて、昔はそれに収縮性がありましたがあまり使わなかったこと、また私は出産が帝王切開だったこともあり、加齢で萎縮して固くなり、伸びなくなって痛みが起こるとのことでした。
奥の方とかの状況はまだ定かではないのですが、とりあえずここを突破しないことには話にならない、医師にも「これは硬いですね、自力ではなかなか難しいですね。」と言われたそう。

とりあえず、その日は膣口付近にヒアルロン酸注射をしてもらい、周辺をふっくら柔らかくさせ、塗布用女性ホルモン剤とオイルを処方してもらって自宅でマッサージをすることにしたそうです。

当為

マッサージとは具体的にどのような感じですか?

たかさん

ホルモン剤はバストミンというチューブ状の軟膏で、週3回パール大の量を局部によく塗り込んで、親指を膣内に入れてから肛門側にぐっぐっと押し出すようにと言われました。

それ以外の日はオイルを塗って同じようにマッサージ。

1ヶ月もすればだいたいの人は挿入できるようになります、とのことでした。
ところが、3週間程度マッサージを続けてもあまり変わらない感じ、1mm伸びたかな?というくらい。

不安になり、病院にメールで問い合わせをしたというたかさん。

たかさん

とりあえず1ヶ月以上しっかりマッサージするように勧められ、膣萎縮治療は数ヶ月、最低でも3ヶ月くらいはかかりますと。

あれ、1ヵ月じゃなかったっけ?と思いつつ…

もししばらくマッサージを続けてもだめなら、切開とかレーザーとか他の方法を考えましょうとのことです。

当為

そうでしたか…
悩みが悩みだけに、余計に不安になりますよね…。

膣ダイレーターを使ってみるも苦戦

なんとかして性交痛を解決したいと思ったたかさん。

膣ダイレーターも購入しトレーニングしてみたそうです。

膣ダイレーターとは、膣の中に挿入して使う医療器具

以下の体験談記事でも詳しく記載しています。

【処女膜強靭症 体験談】脚が開けなくなるトラウマを乗り越え、症状と向き合えた理由。膣ダイレーターでの挿入練習について。

当為

実際に膣ダイレーターを使用してみていかがでしたか?

たかさん

実は1本目は楽勝でした。

そのままどんどん行けるかと思いきや2本目でいきなり苦戦。

それでもなんとか頑張って、マッサージで少しずつ広がり柔らかくなったのか、1ヶ月くらいで2本から4本目まで進みました。

しかしここで完全に停滞し、確か4本目はほぼ完璧になったはずが、いつのまにか4本目の半分までに戻りました。
膣ダイレーターを使用してみて、膣の中の状態も気分や体調によって違うということを身を持って感じたそう。

とはいえ、うまくいかない現状に不安はつのります。

たかさん

入りやすいときとそうでないとがあったり、すごく膣が浅くなってるような感じがすることもあったり、もう考え出すと心配ばかりで…

問題の膣内の輪っか部分ばかり気にしていたけれど、実はそれは単なる第一関門で、その先の奥の方まで別の治療等が必要になるのかもと思ったり…

まだまだ長期戦になるような気もしてます。

性感マッサージに行ってみるも、激痛で大泣きの大騒ぎ

たかさん

実は…相談も兼ねて性感マッサージ的なエステに行ったこともあります。

当為

え!私もそういうところに一時期行こうかと考えていたことがありました!

もう解決できるならばなんでもしたくて。

実際に行ってみて、どうでしたか?

たかさん

それが、一番小さい大人のおもちゃをねじ込まれたところ、あまりの痛さに大騒ぎの大泣きになりまして、慌てて抜いてもらいました…

当為

うわあ…痛みを想像しただけで恐ろしい…
結局、この手のところはお金もかかる上、改めていろんな意味でかなりあやしいと思ったため、最初で最後の経験になったそうです。

気を失うほどの痛みが最もつらい

ここまで、たかさんが性交痛の解決のために試してきたことを書いてきました。

では、そんなたかさんが「入らないとわかって一番つらいと感じたこと」は何だったのでしょうか。

たかさん

とにかく痛くて気を失ないそうになることです。

泣くほど痛いなんて大人になるとそうないですよね。

これを我慢するなんてできないと本気で思います。
挿入は当たり前にできるものだと思っていたというたかさん。

生まれて初めてと思うくらいの痛さだと感じたそう。

たかさん

女性の痛みでは一番は出産って言いますよね。

出産が帝王切開だったので、産みの苦しみを知らない私が言うのもなんて思ったり。

人に話したらそんな痛みなんて大したことないでしょと笑われそうですが…

私的には気を失う程痛いんですが…

当為

本当に痛いですよね…

同じことをするにも、痛みそのものの大きさや感じ方は人それぞれだから、もうどうにもならないというか。

現在、挿入障害の治療は中断中

性交痛をなくすべく、ヒアルロン酸注射や自宅でのマッサージなどを試してきたたかさん。

たかさん

とにかく色々やってみました。

ちつのトリセツ(Amazon 』を読んで、オイル入浴と会陰マッサージなども始めてみました。

お風呂が汚れそうでなかなか落ち着いてできないところではありますが。

しかし、現在は治療を中断しているそうです。

たかさん

性交痛の解決のために、局部に触れたりしていたせいなのかわかりませんが…

実は、膀胱結石やカンジダ症を発症しまして、現在治療中のため性交痛のほうは一時中断しています。

当為

それはまたお気の毒ですね…お大事になさってください。

たかさん

まずは健康なので仕方ないですね。なんとか治していきます。

純粋に恋愛を楽しみたい、でも年齢的・金銭的にも悩む

性交痛で悩み解決を望むたかさん。

しかし一方で、治療を続けることに葛藤もあるそうです。

たかさん

自分としてはやっと離婚できたので、残りの人生を恋愛も含めて少しでも自由に楽しめればと、できるだけのことはやっておこうと思っています。

一方で、この歳になってまでと思ったり、娘のことや老後資金などいろいろなことにお金が必要だし、性交痛のためにお金をかけていいんだろうかとも思います。

当為

私としてはここさんが望む方向に進んでいってほしいと思いますが、そういう理想だけではなかなかうまくいかない現実的な問題ですね。

たかさん

別に性交が全てではないので、他のことでもよいわけで。

でもなんだか女をあきらめるっていうのもひっかかるし、かといってできるようになったとしてもあと何年かのことだしと考えてぐずぐずしています。

最後に

今回は年齢を重ねてからの性交痛についての体験談をもとに記事を作成しました。

処女膜強靭症ではありませんが、同じく入らないことについての悩みであることや、当たり前にできると思っていたことができないという点など、共通する部分も多いと思います。

治療に対する年齢的葛藤については、20代前半の私は想像したことすらありませんでしたが、これから先ずっと女性として生きていくことに対する葛藤にも広く通じるように感じました。

当為

改めまして、ご協力頂いたたかさん、本当にありがとうございました。


最後まで閲覧いただきありがとうございました。