ピアスを開けようかな~と思っているそこのあなた。
まさか、自分で開けようとしていませんか?
当為
私は現在へリックスの位置に軟骨ピアスが1つ、ロブに左右1つずつ開いています。
今ピアスホールは安定していて、おしゃれを楽しめています。
しかし過去には、高校卒業と同時に自分でピアッサーを使って開け、炎症を起こして病院通いになったことも。
こうした経験を踏まえて、やはりピアスは病院で開けるべきという結論に至りました。
特におすすめしたいのは、ニードルで開けられる病院。
やっぱりニードルは皮膚を切り取るように穴を開けるので、塞がりにくいし断然きれいに開きます。
費用面でニードルは厳しい……という方は、せめてピアッサーで開けてくれる病院で開けてください。
ピアッサー代だけで、無料で開けてくれる病院もありますので。
この記事では、ピアスを病院で開けるべき理由や、ニードルで開けられる病院、学割が使える病院などを書いていきます。
ぜひ、これから初めてピアスを開ける方、ピアスに興味がある方に読んでもらいたいです。
もくじ
ピアスを病院で開けるのがおすすめな理由
ピアスは医療行為
そもそもの話なのですが、ピアスって医療行為なんですよ。
実際に医師免許を持っていないピアススタジオの経営者と従業員が、医師法違反の罪で逮捕されたというケースもあります。
ピアススタジオなどでのピアッシングは、かなり黒に近いグレーであるという認識を持っていたほうがいいでしょう。
病院以外でお金を払って開けてもらうピアスは、医師法に抵触しているというわけです。
開けた後のケアの方法をしっかり教えてくれる
病院でピアスを開けると、開けた後のケア方法を医師または看護師がしっかり教えてくれます。
自分でピアスを開けた場合、ネットや友達の情報に頼るしかありません。
ネットには色々な情報がありすぎて、どれが正しいのかわからないですよね。
当為
そもそも、皮膚に穴を開けているわけですから、その傷口の状態は個人によっても違うわけで、素人目で適切なケア方法を判断するのは難しいですし危険です。
病院でピアッシングをすることで、その人に合った適切なケアをすることができ、しっかりとピアスホールを形成することができます。
アフターケアがしっかりしている
ピアスってかなりトラブルが多いんですよ。
身体に穴を開けるわけですから、当然のことですよね。
先ほども書きましたが、ピアススタジオが医師法に抵触したとして摘発されたケースだと、被害者は出血が止まらなくなったとのこと。
私自身も、高校卒業した後にピアッサーでがっしゃんこしましたが、2週間ほど経ってから急に開けたところが熱を持って腫れ始めました。
え!このままじゃピアス埋まる!!
と思って急いで近所の皮膚科へ。
結局、治療のため樹脂製の輪っかを2か月ほどピアスホールにつけるはめになり、鬼のようにダサいし好きなピアスもつけられないしで最悪でした。
こういった不測の事態のためにも、病院で開けておけばアフターケアをしっかりしてもらえます。
実際に、ピアスを開けてからトラブルがあった場合のアフターケアが無料という病院や、あらかじめ一定の保険料を払うことで、ピアストラブルの治療を何度でも受けられるという病院もあります。
真っ直ぐ綺麗に開けてもらえる
病院で開けるメリットの一つが、ピアスを開け慣れた医師または看護師に綺麗に真っ直ぐ開けてもらえるという点です。
どうしても自分で開けると、ビビったりしてるうちに微妙に位置がずれてしまって変なところに穴が開いてしまったり、ピアスホールが皮膚と垂直ではなく斜めに開いてしまったりなんとことがよくあります。
もう穴が開いてしまっているわけですから、後悔しても遅いです。
もしかしたら、ネットで「病院で変なところに開けられた」「医師はピアス開けるのが下手。ピアススタジオのほうが良い」なんという口コミを見たことがある方もいるかもしれません。
もちろん、中には本当にピアスの技術がない医師もいるかもしれませんが、ネットというのはどうしても悪い口コミが多くなるものです。
だって普通にピアスを開けてもらえたら、それをわざわざネットに書き込もうとするでしょうか。
大体ネットに口コミを書くのは、予想と違う結果になってイライラして書きこんでやれ!と口コミすることのほうが多いのではないでしょうか。
当為
その裏には、ネットに口コミされない多くの成功例があるというわけです。
どうしても不安という方は、病院のホームページを見て、ピアスの実績を見てみるのが良いと思います。
私自身もピアスの実績の多い病院、こだわりが感じられる病院を選んでみたら、当たりが多かったですね。
麻酔で痛みなく施術可能。
麻酔ができるのは病院だけです。
自分で開ける場合はもちろん、ピアススタジオでも麻酔は使えません。
まだロブ(耳たぶ)の痛みはそこまででもないので麻酔なしでも大抵の方は大丈夫かと思いますが、
(それでも開けた瞬間じわっと耳が熱くなって、その後もジンジンと痛みます。)
軟骨は麻酔なしだと結構厳しいと思います。
まあよっぽど痛いのが大好きな方は別ですが、私なんかはかなりのビビりなので、病院ではロブ(耳たぶ)もヘリックス(軟骨)も両方局所麻酔しました。
実際、局所麻酔して良かったと思います。
ヘリックス(軟骨)はニードルで開けましたが、麻酔なしで軟骨に突き刺すなんて自分にとっては言語道断が過ぎますし、1時間ほどして麻酔が切れるとズーンと重い痛みが結構きつめに来ました。
施術中は麻酔のおかげでほぼ無痛でしたが、麻酔が切れた後の痛みから想像するに、麻酔なしで開けていたらと思うと恐怖しかないです。
ロブ(耳たぶ)も、麻酔が切れてからの痛みが結構あって、少しでも開けた時の痛みを緩和できて良かったと思いました。
当為
一番おすすめは病院でニードル。軟骨は絶対、ロブもなるべく。
ピアスの開け方として一番おすすめなのは、病院でニードルを使って開けてもらう方法です。
というのも、ニードルとピアッサーでは針の形状が異なり、ニードルはピアッサーに比べて綺麗に安定しやすいピアスホールを作ることができるからです。
もう少し詳しくお話しすすると、ピアッサーは針がニードルと比べると鈍らで、がっしゃんこすることで勢いよく皮膚を押すように穴を開けます。
このためピアスホールはあまり綺麗にできず、皮膚もくっつきやすくなります。
一方ニードルは非常に鋭利で、皮膚をくりぬくような形で穴を開けるため、美しいピアスホールを形成することが可能です。
軟骨ピアスを開ける場合は、絶対にニードルをおすすめします。
もちろん、ピアッサーでも軟骨ピアスを開けることは可能ですが、可能なだけで最適ではないということです。
軟骨ピアスにピアッサーが適さない理由は、ピアッサーの仕組みを考えればわかります。
勢いよく軟骨部分をがっしゃんこしたら……
軟骨とはいえ、皮膚と比べたらかなり堅いわけですから、めちゃくちゃ痛いです。
実は大学の友人が自分で軟骨ピアスを開けたのですが、開けた瞬間は耳全体且つ奥に響く悶絶レベルの痛さだと言っていました。
まだその友達は無事に貫通したからいいものの、中途半端に刺さってただただ痛い思いをしたり、ハマったまま取れなくなって皮膚科で引っこ抜いたりなんて話もザラにあります。
おまけに、ただでさえ安定しにくいピアッサーですから、ピアスホールの形成に時間がかかる軟骨なんてなおさら。
結局友人も2年ほど奮闘した挙句、諦めて穴は塞がってしまったそうです。
ニードルで開ける病院
ここからはロブ(耳たぶ)をニードル、ピアスガン、ピアッサーの開け方別にいくつか病院を紹介します。
当為
東京銀座スキンケアクリニック 東京
ニードルでのロブ(耳たぶ)へのピアッシングは2カ所で1万円ほど。
その他、希望する箇所へのピアッシングも相談可能なので、お好きなところにピアスをつけることができます。
公式サイト:https://tokyo-ginzaskin.com/index.html
にしやま由美東京銀座クリニック 東京
ロブ(耳たぶ)は1カ所3000円とかなりお手頃。
クリニック内で販売している医療用ピアスの種類も豊富で、ファーストピアスの期間もおしゃれが楽しめます。
公式サイト:https://www.nishiyama-clinic-2.com/
ほんまファミリークリニック 静岡
ロブ(耳たぶ)1カ所(片耳)3000円、2カ所(両耳)5000円と初めてピアスを開けるのにぴったりな価格。
耳たぶへのピアッシングの実績は年に500件を超えていたり(2017年)、ファーストピアスを持参すれば穴の修正や変更も無料だったりと、とてもピアスの診療が充実しています。
公式サイト:https://www.ss-jibi.com/
にしやま形成外科皮フ科クリニック 名古屋
さきほど紹介したにしやま由美東京銀座クリニックと同じ系列の病院。
こちらもロブ(耳たぶ)1カ所3000円とお手頃な価格でニードルピアッシングを受けられます。
公式サイト:https://www.nishiyama-clinic-nagoya.com/
ピアスガンで開ける病院
病院でピアスを開けるとなると、多いのがピアスガンでの施術。
軟骨はニードルで開けている病院も多いので、相談すれば軟骨料金でロブ(耳たぶ)にもニードルで開けてもらえる病院もあります。
秋葉原中央クリニック 東京
ロブ(耳たぶ)両耳1ヶ所ずつで6000円と、他院と比べやや値段は張る印象ですが、穴あけ後の診察・検診は無料で受けられます。
公式サイト:https://akiba-biyou.com/
当為
アイリス美容外科 東京・渋谷
ピアス付きでロブ(耳たぶ)両耳3000円、片耳2000円という安価でピアッシングが可能。
ピアスも25種類以上と豊富、開ける位置の相談もしてもらます。
公式サイト:http://www.iris-beauty.com/
八王子クリニック 東京
1年保証つきのプランもあり、穴が閉じてしまったり、化膿などの症状が出た場合、無料で治療をしてもらえます。
公式サイト:https://hachicli.or.jp/
淀屋橋ちば形成外科皮膚科クリニック 大阪・中央区
通常のピアスの場合、ロブ(耳たぶ)は2カ所まで5000円、3カ所目からはワンホールにつき2000円で開けることができます。
人工ダイヤ付きピアスや金属アレルギー向けのピアスも用意あり。
公式サイト:http://www.yodoyabashi-clinic.com/
福岡博多駅前通中央クリニック 福岡
ロブ(耳たぶ)はピアス込で両耳5000円、片耳3000円でピアッシングしてもらえます。
ピアスと合わせて脱毛やほくろ除去などができるセットプランもあり、一緒に美容治療を始めたいという方にもおすすめ。
公式サイト:https://www.cute-fukuoka.com/
ピアッサーで開ける病院
市販されているようながっしゃんこするピアッサーで開けてもらえる病院もあります。
安価ながら、穴あけに慣れている医療関係者に開けてもらえるのが特徴です。
繰り返しになりますが、個人的には断然ニードルで開けてもらえる病院がおすすめです。
でも金銭的に厳しいという学生さんなどは、利用してみるのもあり。
中にはピアッサー代だけで穴あけ無料の病院も。
明治通りクリニック 東京・渋谷
JPS製のピアッサーと紹介状を持っていけば、穴あけ代無料。
手ぶらで行っても、病院内でピアス付きピアッサーを購入することができ、その代金のみで穴あけをしてもらえます。
公式サイト:http://meijidori-clinic.com/
当為
やんべ皮膚科クリニック 北海道・札幌
ロブ(耳たぶ)であれば、手技料+ピアス代で1カ所2650円、2カ所5300円でピアッシング可能。
局所麻酔も可能なので、痛みに弱い方でも安心。
公式サイト:https://yambeclinic.com/
K`sクリニック皮ふ科 福岡・北九州
未開封のピアス付きピアッサー持参で、ロブ(耳たぶ)は1カ所1500円。
病院でピアスを購入した場合、施術代は無料で2000円~です。
公式サイト:https://ksclinic.jp/
学割が使える病院
意外と多いのが、学割をやっている病院。
学生さんなら、通常料金よりも安くピアッシングできます。
スキンクリニック 新宿 大宮 新潟 名古屋 京都 大阪 福岡
両耳で通常4000円のところ、学割なら3000円。
全国に系列院があるので、来院しやすいです。
公式サイト:http://www.skin-c.com/index.html
渋谷美容外科クリニック 渋谷 池袋 新宿 横浜
ピアス代込でロブ(耳たぶ)通常1カ所4000円のところ、学割なら3600円、2カ所7000円のところ、学割なら6300円でピアッシングを受けられます。
ピアッシングと脱毛、ケミカルピーリングなどのセットプランもあるので、ピアス以外に美容医療に興味がある方にもおすすめ。
公式サイト:https://shibu-cli.com/
アイメディクリニック 長崎・佐世保
通常料金だと両耳6000円ですが、学割なら4000円でピアスを開けることができます。
公式サイト:https://www.i-mediclinic.com/index.html
病院で開けるのはピアスをたくさん楽しむため。
ピアスって多くの人が開けているから、なんとなく気軽に自分で開けちゃおうなんて思う気持ちもわかります。
でも実は結構トラブルも多くて、自分で開けるのは危険な行為だということをしっかり認識しておくべきだと思います。
もしトラブルが起きてしまったら、その治療をする期間はピアスを楽しめなくなるわけですから、それこそ本末転倒。
当為
ピアスを開けたら、ぜひ以下の記事を参考に素敵なピアスを探してみてください。



