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ホッブズの社会契約論。その生涯とホッブズ哲学の新しさから迫る。

万人の万人に対する闘争で有名なホッブズ。

彼は哲学史において、それまで西洋で当たり前とされてきた伝統を破った人物でした。

今回はそのホッブズの生涯や新しい時代の思想、社会契約についてわかりやすく説明したいと思います。

当為

ということで、ホッブズさんよろしくお願いします。

ホッブズ

うむ。よろしく頼む。

ホッブズについて

ホッブズ

トマス・ホッブズ(1588-1679)はイングランド出身の哲学者です。

恐怖との双生児

ホッブズに関する有名なエピソードにこんなものがあります。

ホッブズを身ごもっていた母は、スペインの無敵艦隊がイングランド制圧のため襲来するというニュースを耳にして相当なショックを受けました。

するとその影響で産気づき、母は彼を予定よりも早く出産したというのです。

そのためホッブズは自伝で自らのことを「恐怖と共に生まれた」と記したり、自らの出生地にちなんで「マームズベリーの怪物」と言ったりしました。

当為

恐怖とともに生まれたなんてなかなか厨二スキル高い…おっと誰か来たようだ。

ホッブズ

何か言ったかな?え?

亡命とバッシングを受ける半生

ホッブズはオックスフォード大学を卒業後、家庭教師をしながら翻訳や論文執筆に励みます。

当時のイングランドは内戦が行われ、政治的に非常に不安定な状態にありました。

イングランド内戦 ホッブズ

なぜなら、チャールズ1世と英国国教会派を中心とする国王派と、ピューリタンや独立派を中心とする議会派が対立していたからです。

ホッブズ

政治的対立がその裏にある宗教的対立により増大していたのじゃ。

ホッブズの政治的立場は国王派。

しかし当時優勢だったのは議会派で、これがのちにあのピューリタン革命(清教徒革命)につながります。

そのためホッブズは、国王派を支持する内容を含んだ『法の原論』が1640年に出版され流通すると、議会派から逃れるためにフランス・パリに亡命。

パリでは、同じく亡命していたチャールズ皇太子(チャールズ2世)の数学の家庭教師をしました。

ところがホッブズが『リヴァイアサン』を出版すると、国王派のパリの亡命宮廷にもいられなくなってしまいます。

理由は2つあります。

リヴァイアサン ホッブズ

1つは、『リヴァイアサン』に書かれていた宗教論がローマ・カトリック教会を痛烈に批判する内容で、それに対しフランスの聖職者たちが黙っていなかったこと。

もう1つは、同じく『リヴァイアサン』に書かれた内容に議会派が正しいかのような記述があったことで、国王派から裏切り者とされてしまったことです。

ホッブズ

私の主張は前から一貫しているのじゃがのう…


こうしてイングランドに帰国したホッブズ。

1660年になると、イングランドはホッブズが家庭教師をしていたチャールズ2世を迎えて王政復古。

そのような縁もあってか、チャールズ2世はどちらかといえばホッブズのことを気に入っていましたが、その周囲からは “裏切り者のホッブズ” の烙印を押されたままでした。

ホッブズ

また『リヴァイアサン』は “無神論” “危険思想” とされ、しばしばホッブズ自身の立場が危うくなりました。

このようなことから、晩年は政治的著作を上梓することができないまま、1679年に91歳で死去。

当為

国の情勢に振り回された人生だったんですね…

ホッブズ

悲しいのう…

伝統的世界観・人間観との決別―ホッブズの新しさ―

ホッブズ哲学の特徴は、17世紀に正統と見なされていた見解からの決別にあります。

ここでは、その正統的見解とホッブズの見解を6つの項目において比較しながらみていきます。

➀ 神に対する不可知論

ホッブズ

根底にあるのは物質。神は人間理性では理解不能。

ホッブズは唯物論的な考え方をしていました。

唯物論とは、観念や精神の根底には物質があるという思想。

ホッブズ

それまで正統とされてきたのは、精神と物体のデカルト的二元論でした。

そこでは魂の不滅が語られ、キリスト教的有神論が成り立っていました。

ところがホッブズはこれを否定。

ホッブズは哲学の対象を、何らかの生成が考えられ、その生成の一定の考察に従って相互の関係を規定することが可能なあらゆる物体であると考えます。

つまり、生成することや何らかの性質をもつことが理解できるような物体であるということ。

これは「生成から性質を、性質から生成を探求すること」という哲学の定義自体から帰結するものであると述べます。

よって、生成も性質もないものについては哲学も考えられません。

したがってホッブズは、永遠で生成することもなく、私たちの理解を越えている神についての学問である神学は、哲学からは排除されるとしました。

このようなことから、デカルトの「我思う、故に我あり(cogito, ergo sum)」は肯定するものの、しかし神の存在を哲学に含めないためにそれが精神には帰結せず、あくまでも物体によって成立していると考えるのです。

<参考> デカルトの生涯と思想。その人生と「我思う、故に我あり」まで、神の存在証明。

ホッブズは神について、不可知論という立場をとります。

ホッブズ 不可知論

これは、信仰の対象としての神は信じるが、人間は神について知ることができない、人間知性では理解できないとする立場。

19世紀になると、このような不可知論がスタンダードな考え方になります。

しかしホッブズと同時代の人々からは、無神論では?と批判されることとなりました。

➁ 人間の自由意志の否定

ホッブズ

人間に自由意志はない。

同じくデカルト的二元論で述べられているのが、人間の自由意志の肯定です。

人間の精神は自由であり、反対に物質に自由はなく、自然法則によって決められていると考えられていました。

しかしホッブズはこれを否定。

ホッブズ 唯物論

彼は決定論、必然主義の立場をとり、人間の自由意志の存在を認めません。

これについては、ホッブズがその著書『自由、必然性、偶運に関する諸問題』で述べたこまの例えがあります。

子供が勢いよく回した木製のこまが、あちらこちらの壁に当たったり、回りながら人にぶつかったりしているとします。

ホッブズ こま

そのこまが自分の回転を感じることができても、何が自分を投げ出したのかを感じていなければ、その回転は自分自身の意思から生じていると思うでしょう。

ところで、ある人が報酬のためにある場所に、交渉のために別の場所に出かけ、また誤りを書きつけては返答を求めて世間を騒がせています。

ホッブズ こま

彼は、自らの行為が自身の意思以外のいかなる原因によるものでもないと考えていて、それがその意思を引き起こしている刺激が何であるか知らないからであるとすれば、そのこまよりどれほど賢いと言えるでしょうか。

つまり、人間は自分自身を決定している原因を知らずに、自由意志で行動していると思い込んでいるということ。

同じような例え「投げられた小石の比喩」をスピノザが『エチカ』の中でもしています。

<参考> 自由ってなに?エピクテートス・スピノザ・デカルト・ルソーの4人から様々な角度でせまる。

➂ 人間の自然本性的な社会性の否定

ホッブズ

人間はそもそも社会に適していない。訓育によって適合されるようになるのだ。

「人間は社会(ポリス)的動物である」

アリストテレスの言葉として有名ですが、これは古代ギリシアから続く西洋での伝統的人間観でもありました。

人間はポリス(社会・善く生きるための共同体)を形成することで完成に至るという、独特の自然本性を持った動物であるとする考え方です。

ホッブズはこれも否定。

なぜなら、人間はむしろ社会に不適な自然本性を持っていると考えたからです。

彼はまず、国家や社会についてこう述べています。

ホッブズ 国家

国家・社会はただの諸々の交わりからなるのではなくて、諸々の契約からなるのであって、それらを作り上げるに際しては信頼と信約とが必要不可欠である。

ホッブズ『市民論』より引用。

しかし、幼児や無教養な人には国家や社会の力がわかりません。

また、社会が欠けていることによる損失を経験したことがない人はそのありがたみがわかりません。

ホッブズ

前者は社会が何であるかを理解しないために社会に入ることができず、後者は社会が何の役に立つか知らないために社会に無関心になります。

したがって、すべての人間は生まれたときは幼児であるのだから、社会に不適なように生まれついていることが言えます。

さらに、かなり多くの人間は、考えられるどんな理由であれ、一生社会に不適合であり続けるということもまた明白になるでしょう。

このようなことからホッブズは、人間が社会に適したようになるのは自然本性によってではなく、訓育によってであると考えました。

➃ 利己的人間観

ホッブズ

人間はまず第一に利己心を持っている。

それまで西洋ではキリスト教的隣人愛が社会の根本にあったため、人間は自然本性的に他者への慈愛と共感を持った存在とされていました。

しかしホッブズは利己的人間観を唱え、自然的慈愛心を否定しました。

ホッブズ

ホッブズは、仮に人間が自然本性的に他人を「人間である」という理由だけで愛せるのであれば、どうして誰もが誰のことも等しく平等に愛せないのか?と問います。

また、そのような自然的慈愛心があるのであれば、自分自身に利益や名誉を与えてくれる人々と親しくしようとする理由が導き出されないと考えます。

ホッブズ 利己的人間観

このようなことから、ホッブズはあくまでも誰かと親しくする裏には第一に利己心があって、同胞を求めるというようなことは二の次であるとしました。

この考え方は18世紀になるとスタンダードなものになります。

➄ 善悪の尺度の主観性・相対性

ホッブズ

善悪の判断は人によって違う。だが共同生活のためには最低限の一致が必要である。

ホッブズは善悪の尺度について、絶対的に善または悪であるものは存在しないと主張。

反対にホッブズ以前は、普遍的・絶対的な善悪の尺度が存在すると考えられていました。

その根底には、古代ストア派や中世の神学者トマス・アクィナスなどの自然法思想があります。

これは人間の理性が神によって植えつけられたものであるから、その理性の中には永遠不変の神の法が存在するというもの。

したがって、理性によって絶対的な善悪の判断が可能だと考えられていたのです。

ホッブズ 善悪

しかしホッブズは、ものごとそのものの内に善悪の区別は存在せず、善悪の基準は主観的に個別に変化するとしました。

これはホッブズにしてみれば、デカルトの精神と物体の二元論からの当然の帰結と言えます。

➀ 神に対する不可知論でも述べたように、生成もせず私たちの理解を越えた神を哲学の範疇に含めないホッブズにとっては、人間理性に対する信頼の奥底にある神もまた思考の対象ではないのです。

ホッブズのような善悪の尺度の相対性は、のちに倫理的相対主義と呼ばれます。

ホッブズ 倫理相対主義

ホッブズはこの倫理的相対主義を認めながら、人間理性に頼らない万人に共通の道徳(善悪の尺度)を提示しようとしました。

これは、戦争が絶えないのはそれまで政治家たちが万人に共通である本当の善悪を提示してこなかったからという理由からです。

ホッブズは、善悪の判断について人々の考えは一致することはできないが、共同生活をする上で最低限の善の一致が必要であると考えました。

当為

これはつまり、最高の倫理を捨てている…?

ホッブズ

そうじゃ。自然法は最低倫理なのじゃ。

➅ 法と権利の対立

ホッブズ

人間はさきに自由の上に成り立つ自然権を持っていて、そこに自然法が生じるのである。

これまで見てきたように、それまで正統とされてきた考え方は、神が原因であるがゆえに絶対的に信頼された人間理性によって発見された自然法に基づくものでした。

この自然法によって、人間は自分の生命を破壊したり、生命を維持する手段を奪ったりすることを禁じられています。

しかしホッブズは、このようなことを考える人は権利と法を混同していると主張しました。

それまでは、正しさの基準や尺度であるのが法であり、その法によって保障され分け与えられるものが権利であるとされていました。

つまり、まず人間が自然法を持って生まれ、そこから自然権が生じるということ。

これに対しホッブズは、法と権利はむしろ対立するものであると主張します。

ホッブズ 法と権利

ホッブズによれば、権利は何かをしたり、するのをやめたりする自由のうちに成り立つもの。

一方、法はなにかをしたり、するのをやめたりといったいずれかへと決定し拘束するもの。

よって法と権利は、同一のことがらには両立しないと考えるのです。

言語的にも、これらは混同されがちであることがわかります。

法 言語

ホッブズは、人間はむしろ元来自然権を持っていているのであって、そこから自然法が生じると考えます。

つまり、それまでの考え方では法→権利であったのを、ホッブズは権利→法としたのです。

当為

全く逆の発想ですね…

ホッブズ

うむ。伝統を全てひっくり返したのじゃ。

さてホッブズの哲学の新しさをさらったところで、ここからはその上に成り立っているホッブズの社会契約論について詳しく見ていきましょう。

ホッブズの社会契約論

ホッブズの「万人の万人に対する闘争」という言葉からもわかるように、彼は自然状態=戦争状態であると考えました。

自然状態とは、人々が政治共同体(社会)を形成しないときの人間の状態のことを言います。

ホッブズ 自然状態

人間は自身の生命維持のために自由にあらゆる手段を行使できる「自然権」を持っているため、このような自然状態において人々は争う状態にあると考えました。

ホッブズはこの自然状態=戦争状態を仮定することで、以下のような規範を導き出しました。

  1. 人間はお互い生まれながらに平等とみなすべき
  2. 人間は誰でも、自らの生命を守り維持する権利を持っているとみなすべき
  3. 戦争状態はそのようなお互いの権利を破壊するから悪であるとみなすべき
  4. 平和は「共通善」。したがって、平和を目指すことは正しく、またそのための手段となることも善であり正しいとみなすべき

そして人々が自然権を主権者に譲渡することで、これら自然法が守られるような国家を考案しました。

ホッブズの国家

この国家の最大の目的は、個々人の安全保障にあります。

自然権の譲渡

譲渡は、あなたが持っている自然権を主権者に渡すなら、私もそうするという万人による万人との信約によって成り立っています。

ホッブズ 信約

ただし、信約によって拘束されるのは国民のみで、主権者は国民に対して何の義務も負う必要はありません。

主権者を選んだのは国民であり、かつ主権者と国民の間に信約はないため、主権者に反対することは正当化されません。

これは、国民が主権者に反対していては、いつまでたっても闘争状態のままであるからです。

どうして自然法だけでは十分でないのか

当為

なぜ権利を受け渡す必要があるんですか?自然法があればみんなはそれに従うのでは?

ホッブズ

うむ。何らかの権力への恐れなしに、自然法は守られないのじゃ。

というのも、自然法がそれだけで自ずと守られるようにさせるというのは、人間の自然的な情念に反しています。

それらの情念によって、私たちは偏愛や高慢、復讐へと導かれるのです。

信約は剣を伴わなければただの言葉にすぎず、人の安全を保障するだけの強さをまったく持たない。

ホッブズ『リヴァイアサン』より引用。

さきほども述べましたが、国家の目的は個々人の安全保障にあります。

自然法があるのにしっかりとした権力が樹立されておらず、私たちの身の安全を守るのに十分でない場合、誰もがすべての人々に対する警戒心から自分自身の強さや技能に頼ろうとするのです。

例えば現代において、私たちは常に核戦争の危機に直面しています。

この危機を解決する最も単純な策は、世界から核をなくすことでしょう。

しかし実際にはそのようになっていません。

なぜかというと、皆が核をなくすということを守る保障がないからです。

このように、確実に身の安全が守られない限りは、各々が武器を手にするなどして闘争状態に陥るのです。

したがってホッブズはそれを避けるために、権力によって自然法を守らせようとするのです。

主権の絶対性

ホッブズの国家で重要視されているのは、主権の絶対性です。

単に刑罰の恐怖で人々を従わせるだけでは、自分の安全を守るという判断が各人で異なるために争いが起こります。

そこから、共通の安全を考えるのは主権者のみであるという、安全の決定権は主権者にしかないとの信約がなされます。

またホッブズの国家において、学問の自由、聖書解釈の自由は保障されていませんでした。

つまり現在のような言論・思想の自由はなく、あざといまでの君主制論理であったといえるでしょう。

当為

どうしてそんなに極端な君主制理論になったのですか?

ホッブズ

うむ。それには次のような理由があるのじゃ。

主権の絶対性を重要視した理由➀ 歴史的背景

ホッブズがこれだけ主権の絶対性を重視した理由の一つが、当時のイングランド内乱です。

最初にも書きましたが、ホッブズが生きた時代のイングランドは議会が国王に賛成せず、議会派と国王派にわかれて内戦が行われていました。

主権者であるはずの国王に国民が従わなくなったため、国民の安全保障が守られなくなったのです。

このことからホッブズは、内戦状態であるよりは独裁的暴政であるほうが良いと考えるに至りました。

ホッブズ

ホッブズの主権の絶対性は、内乱の悲惨さを身に染みて感じていたからこそ。

逆に、ナチスドイツなどの全体主義の恐怖を知らなかったからであるとも言えるでしょう。

主権の絶対性を重要視した理由➁ 理論的背景

ホッブズが主権の絶対性を重視したもう一つの理由が、相対主義にあります。

これまで見てきたように、ホッブズの思想は判断の相対性にあります。

いくら話し合ったところで、人々が一致点を見つけることはできないのです。

よって、強力な主権者を立てることで、その力によって一致点を作ろうとしました。

これは、相対主義からの必然的帰結であると言えるでしょう。

「リベラリズム」の先駆者的側面

ホッブズの考える国家は君主制かつ反民主主義的で、王の権力の絶対性が国民の自由を大きく狭める思想でした。

しかし、その根底にあるのは様々な判断は個人によって異なるというリベラリズム的考え方です。

ホッブズ リベラリズム

ホッブズは、わたしたちの「善」と「悪」は人々の気質や習慣や考え方が異なるのに応じてさまざまであると言います。

さらに、

それどころか、同一の人でも時が変われば自分自身とも異なってしまい、あるときには非難して悪と呼ぶことを、別のときには称賛して善と呼ぶのである。

ホッブズ『リヴァイアサン』より引用。

と述べています。

当為

時代の先駆けだったんですね

ホッブズ

うむ。そうなのじゃ。

まとめ

<ホッブズについて>

  • 恐怖との双生児
  • 亡命と批判の半生
  •  


    <伝統的世界観・人間観との決別―ホッブズの新しさ―>

  • 神に対する不可知論 ⇔ キリスト教的有神論
  • 人間の自由意志の否定 ⇔ 人間の自由意志の肯定
  • 人間の自然本性的な社会性の否定 ⇔ 人間は社会的動物
  • 利己的人間観 ⇔ キリスト教的隣人愛
  • 善悪の尺度の主観性・相対性 ⇔ 自然法思想
  • 法と権利の対立 ⇔ 法と権利は同時に成立
  •  


    <ホッブズの社会契約>

  • 自然権の譲渡
  • 自然法だけでは十分でない理由 ⇒ 権力への恐れなしに自然法は守られないから
  • 主権の絶対性
  • 「リベラリズム」の先駆者的側面
  • 主権の絶対性を重要視した理由➀ 歴史的背景 ⇒ イングランド内戦の悲惨さを知っていたから
  • 主権の絶対性を重要視した理由➁ 理論的背景 ⇒ 相対主義からの必然的帰結
  •  

    最後に

    ホッブズは、近代の政治哲学の草分け的存在でした。

    現代から考えるとツッコミどころも多いですが、その裏にはしっかりとした理由があることがわかります。

    当為

    リベラリズム的な考え方は今でもスタンダードですよね。

    最後まで閲覧していただきありがとうございました。

    96 Comments

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